地球の未来を見据えたエコなモノづくり企業へ
当社では、全社的な取り組みとして地球環境に配慮した活動を実施。
環境負荷の少ない部品を優先購入する「グリーン調達」を行い、
自然と人を大切にするエコ企業活動をすすめています。
CO2の削減による地球温暖化対策への寄与、化石資源の枯渇にブレーキをかけるための取り組み、
生産性向上によるコスト削減など、環境への負荷を軽減する取り組みを始めています。
製品・技術開発の場から
ケナフ繊維含有プラスチック製造技術開発(群馬大学と共同開発)
石油由来のプラスチックの使用量を削減するとともに、一年草であるケナフが成長する時に吸収するCO2が焼却廃棄時のCO2を相殺することを利用してCO2の増加を最小限に抑えます。従来のプラスチックをケナフ50%含有プラスチックに置き換えることにより、50%強のCO2削減を図れ、地球温暖化対策に寄与、化石資源の枯渇にブレーキをかけることが可能となります。
射出成形によるLED電球用ヒートシンク製造開発
発光ダイオードを光源とした照明は、低消費電力・長寿命であるメリットを生かして市場へ浸透しつつありますが、生産コストが高く既存の電球型照明器具からの切り替えに多くの時間を要しています。本開発は、生産性向上によるコスト削減が望まれることから、市場への浸透を加速させることが期待できます。
その他の適合事項
RoHS規制
電気電子機器を対象に、Pb(鉛)、Cd(カドミウム)、Hg(水銀)、6価クロム、PBB(ポリ臭化ビフェニル)、 PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)の六つの有害物質の使用量が規制されるRohs指令に準拠しています。環境に関する世の中の動きを先取りし、製品中からRoHS指定の有害物質の排除を積極的に進めるとともに、 弊社の工程内・グリーン調達推進により購入部品や購入部材中のRoHS指定物質の排除もおこなっています。
REACH規則
EUのREACH規則に適切に対応するために、サプライチェーンを通じた含有化学物質情報の授受および当社内部での情報管理体制の強化を進めます。
SDGs への取り組み
SDGs(エスディージーズ:Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)とは、
2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、
2015年9月の国連サミットで採択された
「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された
2016年から2030年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、
地球上の「誰一人として取り残さない」ことを誓っています。